柔らかく暖かい音色が魅力のDフルートは、吹きこなせば最も表現力のある楽器ではないかと思います。

コンサートフルートと音域や運指が近いこともあり根強い人気があります。
が、当サイトの定番からははずしています。
訳はまず私が吹きこなせないこと。
演奏者として情報を発信している以上、演奏についてアドバイス出来ない楽器を安易に扱う気持ちにはなれないのです。

そしてもう一つの訳が、吹きこなせない人の方が圧倒的に多いことです。
身の回りの方々に試して頂いた範囲では、指が届かず穴がふさげない例が殆どでした。
幼少時から楽器を学ぶなどして手指が柔らかい方は別ですが、
特に何も訓練していない日本人の体格には大きすぎるというのが私の意見です。
ですから簡単に注文できるコーナーに掲載するべきではなく、納得していただいてから購入していただきたいと思うのです。
ご参考にDフルートの大きさを実感していただく実験を考えました。

・20cm以上の定規を用意します。


・上の写真を参照して定規を持ってください。
・それぞれの指先の中心で以下の位置を押さえます。
左手:人差し指=0cm/中指=3.5cm/薬指=7.25cm
右手:人差し指=13cm/中指=15.5cm/薬指=20cm
いかがでしょう。なお、歌口から左手の人差し指までは25cmです。

右手の薬指の代わりに小指を使う方法もありますが、
コンサートフルートの運指とは大きく違ってしまいますので、慣れにくい方もいらっしゃる様です。
ただ、私は最初G・Dフルートは全く吹けませんでしたがDピッコロが吹きこなせるようになった頃からGが吹けるようになりました。
そしてGが吹きこなせるようになった今ではDも少しは演奏できます。
体格と柔軟性だけでなく慣れやコツといった要素も大きいのは確かなようです。

2005/05/17(Tue)記